中国のインターネット検閲がこのまま変わらなければ、中国の発展も望みの薄いものとなる気がします。今後、中国が、発展していくには、例えば、グーグル、ヤフー、マイスペースなどのポピュラーなページと中国政府とが協力し、開放性、透明性を実現するようにしていなかければならないでしょう。現実を受け入れ協力し合うことが大切です。実際に、中国は西欧などの先進国とは異なり、複雑で多様な社会であるのは事実です。
近代化と民主主義に向かって急速に進んでいますが、一方異なる利益やイデオロギーの衝突と格闘していかなければならないのです。中国のインターネット検閲は自由の原則に違反することは間違いありません。しかしこれは中国の社会に安定化にもしかしたら重要なことであるかもしれません。社会不安を防ぐためにはインターネット検閲は、浸透しているといえます。しかし、それと同じ事として、オンラインユーザーの、情報へのアクセスという基本的な権利をはく奪されるべきではありません。
こうした、相反する利益のバランスをとるには、両方の側が取り決めをすることが大事なのです。中国は現在、外国のネット会社に市場を開放し、一方、外国のネット会社は参入にあたって、このインターネット検閲についての合意をなかば強引に取り付けています。グーグルは検閲が入った形のグーグル中国版の開始に合意はしたものの、それはもちろん、ビジネスとして、巨大な中国市場に入るパスポートを得るためであるでしょう。
グーグルの行動は広く批判されました。グーグルはマーケットシェアを得るため、同社の価値観を犠牲にしたのだと強く批判されたのです。また、アクセスが妨害されているウィキペディアは非営利ですから、中国市場に入ろうという意欲はありません。中国のインターネット検閲はその未来を考えなければなりません。中国では、これから大きな前進をするためには、原則を犠牲にする必要もあるでしょう。中国社会が安定化すればするほど、中国経済は強くなり、市民社会が早く形成されやすくなり、もっと早く自由や民主主義ができてくるのでしょう。