中国で、2008年に北京オリンピックが開催されます。この状況下において、中国のインターネット検閲についての提言を避けることは出来ないでしょう。国際オリンピック委員会が北京オリンピックの開催期間中は中国国内から自由に外国のウエブサイトにアクセスできる自由を提供することを求める勧告を行っていました。ゴスパーIOC副委員長はオリンピック期間中のネットについての取り扱いについて危惧しているのです。
オリンピック期間中は報道陣が中国国内から自由に外国のサイトへアクセスできることを望んでいるし、また中国政府も我々の希望を十分に承知しているものと確信していると述べました。実際に中国のインターネット検閲は大変厳しくされているようで、中国政府が好ましくないと判断した外国のサイトは国内からはアクセスできないような仕組みとなっていることで知られています。北京オリンピックは8月8日から8月24日の日程で中国の首都の北京市で開催予定です。
しかしながら、中国政府は、北京五輪の開催期間中もインターネットに対する検閲を行う姿勢を示しています。また、記者会見でどのサイトが閉鎖され、検閲の対象になるのかはっきりした情報はないとした上で、青少年を有害なサイトから保護するために統制を行うというように言及しています。そうはいうものの、一方五輪期間中にサイトを閉鎖することがないよう、可能な限り努力するとの姿勢もしめしました。
実際のところ、中国は北京大会をハイテク五輪にすると歌っています。記者会見で配布された資料によると、ジャーナリストらの便宜を図ってニュースの速報性を確保するため、ワイヤレスブロードバンド通信が広い範囲で可能になるようにするというのです。北京五輪委員会の王偉執行副主席は、大会を取材するメディアに対して完全な自由を約束しました。しかし人権団体などは、中国政府が十分な義務を果たしていないとして批判しています。